戦争に行かなくても済んだ私達の責任

私は、長い間続いた戦争の時代を潜り抜け、焼け野原から立ち直った親たちの世代からこの国を受け継ぎ、今、息子たちやその子供たちの世代にこの国を託す時をむかえています。

 受け渡す国が息子達に誇れるものか否かは、彼らが判断する事でしょう。ただ・・・、「これだけは誇れるもの」が有るとしたら、私達の親の世代も、私達も、この国を戦場としなかった事と、直接は戦争に関わらずに済んだことです。そして、その事の大切さは、伝えて行かなければならない事だと思うのです。

 憲法9条の第一項には
【日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、