レンジ相場の上限突破へ

これまで膠着感の強かった株式相場、週後半の2日間で様子が一変した。週初は14,000円を切る年初来安値水準で推移、レンジの下限を突き抜けるのではという弱気ムードが漂っていた。日銀金融政策決定会合も殆ど期待もされず、昨年の5月23日の急落場面が頭をよぎり、ひょっとして今年も悪夢の始まりがあるのでは?と言った不安感が支配的であった。

21日夕方の黒田総裁の会見、これまでテレビや新聞を通してしか内容を把握していなかったが今回はネットでの実況中継を見た。いつもの柔和な表情だが相変わらずのタカ派的発言に変わりはない、案の定為替はみるみる102円⇒101円⇒100