膠着相場脱却のタイミング

26年振りとなる10連騰の記録は惜しくも金曜日に途絶えた。こんな歴史的な記録をマスコミが報じるほどの相場の盛り上がりは全く感じない。今月上旬に訳の分からない急落があってそれを取り戻しただけの話、出来高も増加しておらず連騰にも拘らず過熱感は高まっていない。

週明け連騰後の下押しが本来なら懸念されるところだがそういう雰囲気でもない。注目のジャクソンホールでのイエレン議長の昨晩の講演はハト派ともタカ派とも取られない中立的な内容で市場に言質を与えないことで今後の政策の幅を持たすこととなったが為替は若干ドル高に傾きつつある。

今後多少の紆余曲折はあったとしても