期待の9月相場

今週も薄商いの中、冴えない相場、日経平均は週間ベースで114円の下落となった。ただジャスダックや東証2部など小型株市場には資金が向かい高値を更新している。全体としては悪い地合いという雰囲気では無く9連騰の後の短期的調整の範囲と言えよう。

8月も今週で終わった。前半の急落がありその後、若干戻したものの4か月ぶりの下落となった。その間、欧米の株価は確実に戻り、日本の出遅れがさらに際立つ形となっている。消費税増税前の駆け込み需要からの回復が鈍いことやファイナンシャルタイムス紙が指摘しているように欧米人のアベノミクスへの評価が下がってきている影響もありそうだ。