読んで泣いた!観て泣いた!「風が強く吹いている」

原作は三浦しをんの傑作小説「風が強く吹いている」
大学のオンボロ寮で毎日青春を浪費してぐうたらしている10人の若者達。
陸上経験者はハイジとカケルの二人だけ。そんな寄せ集めの若者達がハイジの情熱に引っ張られて箱根駅伝の出場を目指して愚直なエネルギーを燃焼させる笑いと涙の青春群像劇。

数年前原作を読んだ時もラストシーンで涙したが、映画では予選会通過からウルウルが始まって最後の箱根駅伝のレースではウルウルしっ放し。映画も名作である。

年のせいか若者特有のピュアな情熱には弱い、ついつい涙してしまう。
人がピュアに生きられる時間はそう長くない。ふつうは青春の