総選挙と過熱感との綱引き(1)

「政策は買い」という相場の格言から波及した「解散は買い」という言葉がある。過去の実績から解散後の株価はほぼ例外なく高くなることからもそう言われているようだ。ただ今回に限れば既に株価は日銀のバズーカ?で急騰した後だけに過熱感もあり、一本調子での上昇は見込めない。

今週17日月曜日、そうした懸念がある中、いきなり500円超の下落に遭遇、「スワッ、調整入りか?」と思わせたが翌日直ぐに大方を取り戻す流れ、強い相場を思わせる動きとなった。5週ぶりのマイナスとはなったが高値圏での一進一退、17,357円で終了となった。

株価の短期過熱感は依然として残っている。騰