年末18,000円奪還を試す動き

今週は外部環境に一喜一憂、上下動の激しい一週間となった。前半は原油価格の暴落やロシアの経済苦境が伝えられ、株価は急落、月・火二日間で日経平均は600円も下げた、それに連動し、為替も一時115円台の円高になるなど、市場に不安心理が充満した。

そうした暗雲を見事に振り払ったのがFOMC後のイエレン議長の発言、米国が来年早々にでも金融引き締めに走るのではという懸念を見事にかわし、市場に安心感が広がり、NYダウも急騰、底を打つことに成功した。原油価格も下げ止まり、ルーブル安に歯止めがかかった。

それを受けて日経平均も急反発、翌木曜日からの二日間で800円の上