招かれざる者、汝の名は・・・

今年の春はいつもよりもせっかちで・・・
いやまぁ、これは悪いことではなくて
まっこと有りがたき幸せにございますです、はい

そんな中

野に山に
そして、例年以上に
いや、よりいっそう
街の中にも一斉に今が盛りと花木が咲き乱れるGW

薄水の空を気持ち良さそうに白い雲は泳ぎ
爽やかな風の中を軽快に羽を滑らせて鳥たちは歌う

冬の間は足元ばかりを気にして歩いていた人々も
或る日、背中の温もりにふと空を見上げた

そこにはまもなく訪れるであろう
初夏を誘う太陽が溢れるほどの笑顔を見せていた




どんな場所にも招かれざる客と言うのはいるものだが
人々が春の