運命論

出会うのが遅かったということは
縁が無かったってことだって言う人がいるんだけどさ。
『それが運命だったんだ』と、言うなら
遅かったにせよ出会ってしまったことも
『それは運命だった』と、言って良いと思わない?


「出会うべくして出会っただけなのかもしれないけど
 そして、その時のお互いの状況にもよるけどね。
 例えば、ホントは出会っちゃいけなかった二人が
 神様の悪戯か? 悪魔の誘惑か?
 それとも
 単なる<時>の気まぐれだったのか?
 それはともかく、出会ってしまったとしたら
 その時点では確かに
 運命はその方向に流れているんだろうね」


そうだ