梅雨時の我が家の風物詩とでも、言うか
庭のグミの木が、今年も枝もたわわに実を付けてくれた。
約25年前、工事の関係上伐採しなければならなくなったこのグミの木を見て、涙ぐんでおられた施主のお婆さん(何かの思い入れがあったのか)を見ていられずに、「我が家の庭で育てさせてもらいます。」と持ち帰った木である。
それ以来、グングン大きくなり、毎年見事に実を付けてくれる。
実ったグミを見るたびに、あの時のお婆さんの嬉しそうな笑顔が思い出され、何かしら心が安らぐ。
そして、今年も待ってましたと言わんばかりに、啄みに来る多種多様の鳥達と、自然の恵みを分けあってい