風野真知雄の「大名やくざ6  虎の尾を踏む虎之助」。

★3.3 シリーズ6作目。今回の物語は小ぶり。

前半は江戸城の押し入れで酒を飲みながら喫煙というお粗末な設定。

後半で虎之助は新たな武器を手に入れた。自分にそっくりな影武者をである。参勤交代で己は一足先に久留米入り、国元の反虎之助派への先制攻撃に成功した。

ところが、替え玉を久留米に置いたまま、江戸にもどってくると、そこは有名人、すぐに人目に。この事件をどうやってかわすかが次巻の課題。

それにしても加賀の前田綱紀が抱えている赤穂事件の隠し事とはいったい何なのか。そして新たに登場した切れ者大目付・仙石久尚は・・・

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