これぞSF!明るいサバイバル「オデッセイ(火星の人)」(監督:リドリー・スコット)

火星に取り残された生物学者が・・・、水も無い・空気も無い・酷寒の火星で救助を待つ。

死と隣り合わせの状況で、どれだけ悲壮感漂う、重苦しいストーリーが展開するのか???

 ところが、暗さは微塵も無い。重苦しいのはNASAの救援チームの方だ。兎に角主人公の植物学者のマーク・ワトニー飛行士( マット・デイモン)が明るい。決して生きることを諦めない。失敗してもすぐに立ち直る、立ち直ると次の事を考える。・・・魅力的な人間だ!


 更に、この映画を明るく盛り上げているのは音楽だ!70年代のディスコミュージックが全編で響き渡る。

 先ずかかるのが、セルマ・ヒル