「外国映画」の日記一覧

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私の名作映画 1

私が映画を見るようになったのは幼稚園頃からです。でも、自分から進んで見るようになったのは小学校1年生位でした。 その頃は東映の時代劇が一番人気があり、毎週のように行っていました。その頃、週末ごとに映画が代わっていたけど、 その頃の映画はほとんどみました。その頃は小さかったので、無銭で入っても、咎めらせんでした。昔の大人はおおようだったのしょう。東映の時代劇が集客力が一番だったのは3,4年でし…

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「私の名作映画」として『 俺たちは天使じゃない 』 & 『 ポケット一杯の幸福 』を。

7/24(土)にお題の投稿日記「 あなたの名画 」コーナーに『南の島に雪が降る』を投稿したが、いつの間にか消えてしまった。 そこでいつもの日記として改めて投稿し直した。 (https://smcb.jp/diaries/8570382) 今日はあらためて「あなたの名画」コーナーに再挑戦をと思って日記を書き上げたのだが、その投稿コーナーを見てみたら名作映画とはまったく関係のない「株式投資」「家…

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レディー・ガガ・・・いきなりの「La Vie en rose」にやられてしまった「アリー/スター誕生」

 戦前の作品から数えて4作目だそうですが、私にとっては3作品目。ジュディーガーランドとバーブラ・ストライサンドの作品を見ていて展開も結末も十分解っているので、楽しみなのは音楽だけ・・・これが素晴らしい!  勿論、前2作も良かったのですが、いきなりのレディー・ガガ姉さんのフランス語にすっかり魅せられてしまい、あとはもうガガと相手役のブラッドリー・クーパー(これがまた良い声している!)の歌声に魅了…

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劣等感に育てられた最高のろくでなしの物語「映画:ボヘミアン・ラプソディ」

 ロックのシンボル、ゲイのシンボル、スーパー・スターのシンボル・・・、そして劣等感のシンボル。この男ほど絵になるロック・スターは居ない。  天才にしてロクでなし、劣等感を打ち消すための究極のナルシストの物語。ボヘミアン・ラプソディという映画は、フレディーマーキュリーと言うロック・シンボルをどん底まで貶め、それでも尚、ロックシーンの中で光り輝く姿を描く。劣等感に押しつぶされる弱い面を見せるから、…

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堂々のグランドホテル・スタイル「オリエント急行殺人事件」

原作も読み、監督:シドニー・ルメット、出演:ショーン・コネリー、イングリッド・バーグマン、ローレン・バコール、ジャックリーン・ビセット等々・・・、大スターを擁した1974年版を見ている者にとっては、「ケネス・ブラナーさん!お手並み拝見」と言った処だったが、流石にシェークスピア作品を多数手がけていただけあって、最新の映像技術を使いながらも重厚感あふれる作品に仕上げてくれた。流石である。  グラン…

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これぞSF!明るいサバイバル「オデッセイ(火星の人)」(監督:リドリー・スコット)

火星に取り残された生物学者が・・・、水も無い・空気も無い・酷寒の火星で救助を待つ。 死と隣り合わせの状況で、どれだけ悲壮感漂う、重苦しいストーリーが展開するのか???  ところが、暗さは微塵も無い。重苦しいのはNASAの救援チームの方だ。兎に角主人公の植物学者のマーク・ワトニー飛行士( マット・デイモン)が明るい。決して生きることを諦めない。失敗してもすぐに立ち直る、立ち直ると次の事を考える…

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受継がれた系譜「star wars the force awakens」

【多少のネタバレが含まれています】  スターウォーズの最新作「star wars the force awakens」も、結局、家族のいざこざが全宇宙的規模の諍いに大いに影響を与える物語であった。  第1部は、アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに落ちる話だが、そこには夫婦の関係性がバックボーンとして存在する。  第2部は、アナキンとルークの親子関係。  そして、今回の第3部も・・・…

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人としての理想「マイ・インターン」

私のドン・コルレオーネ…、私のタクシードライバー・・・、私のアル・カポネ・・・、私のボクサーは、私の理想的な人間像を示してくれた。 年をとっても人生に前向きで、若い人とも楽しく付き合い、笑みを絶やさず、色気を持ち、清潔に、心優しく、押し付けがましくなく生きる・・・。デ・ニーロが演じるベンは、まさに男としての理想形でした。  ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、200人以上の社員を抱える通販会社…

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「キングスマン」この限りなき「キックアス色」

テーラー&スパイと言えば、ル・カレの「Tinker, Tailor, Soldier, Spy」(映画名:「裏切りのサーカス」を思い出すが、この監督に正統派スパイ映画を求めても無駄!・・・何故なら「キックアス」の監督だからです。 http://kingsman-movie.jp/  如何に、名優マイケル・ケインや、「ジョージ6世(英国王のスピーチ)」役を熟したコリン・ファースを配しても、格調…

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インド映画「マダム イン ニューヨーク」

インド映画と云えば、歌と踊り・・・、そして、ガチムチ男優さんとお人形さんの様に綺麗な女優さんのラブロマン・・・、所謂「マサラ・ムービー」を思い浮かべる人が多い事でしょう。  でも、この映画は、一味違います。  主人公のシャシ は、インドの中産階級に属する家庭の専業主婦。でも、みんなに喜ばれるお菓子作りでほんの少しのお小遣いを得ていることを喜びとしている。  お料理が上手で、家事をしっかりこ…

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「ボーンシリーズ」(あえて3部作)

ロバート・ラドラムの、元工作員で殺人マシーンのジェイソン・ボーンとCIAの暗闘を描いた3部作である。 第1作『ボーン・アイデンティティー』(2002年) 第2作『ボーン・スプレマシー』(2004年) 第3作『ボーン・アルティメイタム』(2007年) この3作品の主演は全てマット・デイモンが演じている。 CIAによって殺人マシーンに作られたボーンは、或る事がきっかけで記憶を失い、CIAに追わ…

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映画「ブルース・ブラザース」

ジョン・ランディス監督、ジョン・ベルーシとダン・エイクロイド主演の1980年のアメリカ映画です。  私は、20世紀のコメディー映画のベスト3に入る作品だと思っています。    もちろん、この二人が凄いのは当然!でも、脇役も凄いです!  先ずは、参加ミュージシャン・・・  ・ジェームス・ブラウン  ・アレサ・フランクリン  ・レイ・チャールズ  ・キャブ・キャロウェイ  ・ジョン・リー・フ…

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「ラッシュ/プライド」

ラウダとハント・・・、伝説の1976年へ続く物語です。  自由奔放に人生を謳歌するハントと、プロ意識に徹した精密機械のようなラウダ。  お互いを認め合う関係性がよく描かれたストーリー展開・・・、そして響き渡るエキゾーストノート・・・、人間の限界を感じさせるマシンの動き・・・、どれをとっても文句のないレース映画となっています。  マシーンを通して人間を描いた、秀作です。

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映画「47RONIN」

好きですか?嫌いですか?と言われたら・・・、好きです。  「元禄赤穂事件」は、物語の素材としては融通無碍!最も有名な「仮名手本忠臣蔵」も発端は、高師直(=吉良上野介)が、塩屋判官(=浅野内匠頭)の奥さん=顔世御前に横恋慕すると云うお話しで、時代も室町期に変えられています。  「47RONIN」では、吉良の殿様(浅野忠信)は魔性の女ミズキ(菊池凜子)に操られ、浅野を滅ぼし、領土とし、その仇討を…

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久々の本格的S.F.「インターステラー」

最近のS.F.は、派手なVFXばかりが目立って、ストーリーが追い付かない作品が多い様な気がしましたが、久々にスケールとストーリーの両方に納得できる作品い出会えました。  気候変動によって食糧事情が最悪の地球は、人類滅亡の危機に瀕している。そん人類を救う為に表向きは活動を停止していたNASAがコロニーの探索に乗り出す。  そんな中、農場主をしている元宇宙飛行士に恒星間航行探査のパイロットとしての…

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違和感の残る「ウルヴァリンSAMURAI」

日本を舞台にした外国映画は、結構あります。 私の印象に残る作品は・・・、 キルビル1 ブラックレイン ラスト・サムライ 007は二度死ぬ ミスター・ベースボール ザ・ヤクザ 竹の家 ベストキッド2 SAYURI ゴジラ ロストイントランスレーション ・・・・・・・・・・・ 思いつくだけでもかなりの数に及びます。 では、その中でパーフェクト(何の違和感なしに・・・)に日本を扱っている作品が…

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「ゴジラ」…良かったです!

ゴジラ」という映画は、シリーズ化され、マンネリに陥り、続行が覚束なくなって終了し、しばらくして待望論が出だし、甦る。その連続でした。  そんな新陳代謝の中で、強烈なキャラクターであるゴジラは生き続けてきました。例えば、スーパーマンや、バットマン・スパイダーマンの様にです。  その代謝が繰り返される度合いは、キャラクターが如何に愛されている存在かを如実に表わすことになりす。    日本において「…

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ロビン・ウィリアムズさんのこと

ロビン・ウィリアムズさんの訃報に接し、数多く見た彼の作品の中で思い出されるのは「今を生きる」(原題「Dead Poets Society=死せる詩人の会)」です。  バーモントの厳しい規律が求められる全寮制の学校で文学を教える教師が、その役処でした。  思春期の少年達に、詩の読み方・感じ方を通して、人生への向き合い方も教えて行く教師を好演していました。  喜劇演じられ役者こそ、シリアスな題材…