連載:百人一首

第11回 在原行平、立ち別れ~、気骨のある堅実派

立ち別れ いなばの山の 峰におふる
まつとし聞かば 今帰り来む

別れて因幡に行く私だが、その稲葉山の峰にはえる松のように
「待つ」とみんなが言ってくれるのを聞いたら、
すぐ帰るからね

■■送別会で■■
在原行平は、在原業平のお兄さん
次回在原業平の予定なので、兄弟セットね

在原行平は、因幡の地に転勤が決まる
じゃあ、一杯行きますかって事で
送別会が開かれる
その時の歌がこれ

いつでも戻っておいでよ

嬉しいなあ、帰ってくるからね
って歌

因幡と往なば
松と待つが掛詞で
因幡は松の名所として名高いから

よう考えてあります。

■■在原行平という