京都市交響楽団 第604回定期演奏会 8月19日

京都市交響楽団を初めて聴く。曲も初めて聴くものばかり。

一つ目は、三善晃作曲のピアノ協奏曲、なかなか、神秘的、宇宙的で、美しい。もっと演奏されてもいい曲だと思う。15分程度の曲だが、演奏はとても難しそう。

二つ目は、ショスタコーヴィチの4番。100人を超える大編成のオケで演奏される。音楽は、シリアスになったり、ユーモラスになったり、さまざまな要素が集められているのだが、その真ん中にはショスタコーヴィチらしさの幹が貫かれている。この日のオケはすごく集中して、緊迫感のある演奏、迫力満点であった。微妙な曲想の表現は、部分部分ではいいのだが、曲全体の統一感が