連載:百人一首

第17回 凡河内躬恒、こころあてに〜

心あてに 折らばや折らむ 初霜の
をきまどはせる 白菊の花

あてずっぽうに折ってみようか。
一面に降りた初霜で
どちらがどちらか見分けにくくなっている白菊の花を。

■■凡河内躬恒■■
凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)短歌の世界では紀貫之と並ぶ
ひょっとするとそれ以上の大スターらしいです。

古今和歌集の撰者になってます。
ネットで調べても出てくる短歌の数の多いこと多いこと。

地位は高くないんですよね。
短歌だけで超売れっ子。

読み方が難しいから、ふりがながふってないと二度と読めませんね。
ああ、あの読み方の難しい人ね。

特に、即興で読むのを得