男とはこういうものだ!

映画『ハドソン川の軌跡』を観てきた。

バードクラッシュによる事故でハドソン川に緊急着水しながらも全員の命が救われたあの話は余りにも有名だが、その実話を題材にしながら、アメリカ映画特有の「愛と涙と感動のヒューマンドラマ」にしていないところが素晴らしい。

映画の原題は機長の愛称である Sully だが、『ハドソン川の軌跡』とする邦題よりも、こちらの方が良かったと思う。というのは、これは終始、機長の苦悩と事故の真相を描いている映画だから。(でも、『ハドソン川の軌跡』という題にしなければ、日本ではヒットは望めないと思ったのだろうな。)

機長のSully は