秋桜日和

「藤原京跡」
東西約5.3k、南北4.8k。
平城京、平安京をしのぐ古代最大の都。
大和三山も京域に入るほどの広さだ。

夫(天武天皇)亡き後、妻(持統天皇)が天武の遺志を継ぎ造営された藤原京(694~710年)。
このわずか16年間に、大宝律令が生まれ貨幣も発行、「日本」という国名も誕生。

今、秋の陽に照り映え、宮跡は秋桜咲き乱れるばかりである。
1300年の往時に思いを馳せた午後の一刻であった。

デジブック『 秋桜日和 』
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