ポーランド旅行記~飛行機の中で

添乗員さんにドバイまでと、ワルシャワまでの席番号を知らせる。「私は○○番にいますから」と言って下さったがなにも問題がないので機内でお世話になることはなかった。

 ドバイまでの席のお隣さんは日本語のお上手なアジア系の男性で周囲の同じくアジア系の女性たちに「パドレ」とか「ファーザー」とか親しく呼ばれていた。

 私は、この旅行で「独り」を決め込んでいたからこちらから話しかけるようなことはしないと思っていたが、この男性から話しかけられた。

 「私はフィリッピン人の神父で周りの人たちは信者さんです。教会は長崎にあります」と。
 どう見ても30代の若者だったの