連載:株日記

上昇トレンドの中で押し目を狙う

今週は信じられないような上昇相場が続き一時は18,000円を達成、週間では592円も上げ幅を拡大した。いわゆるトランプラリーが継続、大幅減税やインフラ投資による大規模財政出動の思惑から米国長期金利が急騰、ゼロ金利の日本との金利差拡大が顕著となった。またFOMCの12月利上げがほぼ確実視されたことで為替は110円後半へ円安が進んだ。

株・ドル円とも急ピッチな上昇で流石に過熱感も出てきた。日経平均は騰落レシオ134%と過熱ゾーン、25日移動平均からの乖離は3.8%となっている。為替は更に25日からの乖離が大きく5%に達している。通常は±4%以内で推移するこ