連載:株日記

短期的転換点への警戒

今週もドル高・円安基調が止まらず113円台後半まで急伸、株価を強烈に押し上げる原動力となり週間では413円の上昇、7日続伸、TOPIXでは何と11日続伸となった。トランプ経済政策の思惑が米国長期金利を上昇させ一気に2.3%程度まで駆け上がったことでゼロ金利の日本との金利差拡大が円安・株高へと主導した。

為替が僅か2週間ほどで10%も変動することは大変稀なことであり、短期的な過熱から調整はあっても今後も円安トレンドは続く可能性が高い。ただ米国第一主義を唱えるトランプ政権が何処までドル高を容認するかは定かではない。米国経済に打撃を与える水準になれば口先介入