森山茂里の「犬神の弟子」。

★3.5 新シリーズ。「霊験お初」のマンガ版といったところか。

日本橋の書物問屋・春木屋の15歳の一人娘・お香の前に現れたのは白児(しろちご)というあやかし。

髪を角髪(みずら)に結った白い水干狩衣姿の5,6歳に見える童子、本人は602歳の修業中の身という。

白児が現れてからというものお香にもあやかしの世界が見えてきた。いろんな事件に出くわすが白児の術で解決していく。

協力者は槍組同心の椿亮太、勤めのかたわら絵描きを目指している。

白児の師匠は犬神、修業中ゆえに白児の使える術は中途半端なところも・・・。天真爛漫さが物語を面白くしているのだが苦手