連載:日本語

事務局が「日記よめ」vs. 井上ひさし

わたしは「ごめんあそばせ」してる。
「他の方(会員)の日記を読んでみては」とのメールが趣味人倶楽部の事務局からよく届くのは、わたしが他の人の日記を読まないから。
その読まないわけは、井上ひさしのいう「自分にしか書けない作文」にわたしはこだわっているから。

他人が書かない作文、どこにもないような作文、珍しい作文は読むし、読んできた。
趣味人倶楽部では、アメリカ暮らしの会員が強盗にあった日記を興味ぶかく読み、この頃は中国に住む日本語教師の日記も珍しい異文化がわかるのでたまに読む。

しかし、日記には「他人が書かない」ストーリーがあまりないようなので、アクセ