連載:株日記

スピード調整に備える

今年の相場は驚きの連続だ。トランプラリーもそろそろ一息入れるのではとの大方の予想はものの見事に外れ、為替は何と118円、米国株は3指数とも高値更新、日経平均に至っては9日続伸という強い相場、騰落レシオは一時160%を超え過去最大にまで広がった。

今週は米国の金利政策を決めるFOMCがあった。一年振りの利上げは既に市場は織り込み済み、発表があればそれを切っ掛けに材料出尽くしで一旦下がるのではという見方も外れた。逆に14日0.25%の利上げ発表と共に示された来年の長期金利予測が今まで以上に強気で年3回の利上げを見込んだことがサプライズとなりドル高・円安、株