藤井邦夫の「煤払い 秋山久蔵御用控28 」。

★3.3 シリーズ28作目。例によって月1件の事件(年3冊*4編=12編)が歳時記どおりに語られる。

息子の大助が生まれて4年、年が明ければ6歳(数え)となる。「うちのじじちゃんに何をする」と与平をかばう大助(この名は野村胡堂の池田大助から取ったと思われるのだが)。木刀でならず者に立ち向かっていく・・「煤払い」より。

香織は2人目を身籠っており、来年夏(8月版)には生まれてそう。バランス上ではおそらく娘と思われるが。

このペースであれば29巻の「鎌倉河岸捕物控」を来年追い越してしまうのか、まだまだ続いてほしい。ただ300話をはるかに超える「銭形平次