新年度入り、期待と不安

いよいよ名実ともに新年度入りとなった。NYダウは記録的な8日続落とトランプ相場に陰りが見えてきたが下落率をとれば2%に満たない僅かな下げに留まっている。週後半は少し持ち直すと共に、ハイテク銘柄の多いナスダック市場では再度高値を更新していることから明確に調整入りとはなっていない。

為替はトランプ政権の政策実行力に懐疑的な見方から110円台まで円高が進むなどし、日本株は週初急落し19,000円を割る場面もあった。その後日銀のETF買いなどが下値を支え大きな下落とは成らなかった。29日は配当落ちを即座に埋め相場の意外な強さが確認された。金曜日は高く始まったも