幸運な一日

朝7時半ごろ、ドアがノックされた。

振り向くと孫娘だ。
「ごめんなさい。遅くなったけど今日の9時から、
ゲームなんよ」

よくあるパターンだが、
直前になってバスケットボールの試合があることを言う。

試合開始までまだ1時間以上あるから、
すぐに出ればまだ十分に間に合う。

身支度してすぐに出かけた。

昨年度のエースは、
皆卒業したから新六年生がチームの中心だ。

ゲームは、典型的なシーソーゲームで、
僅差でリードされたりリードしたり。

結局、1点差で負けてしまったが、
いい試合だった。

10時に試合は終わったので、
珈琲でも飲んで帰ることにした