連載:イベリア半島レンタカー一人旅

イベリア半島レンタカー一人旅 /タラナゴ、世界遺産ラス・ファレラス水道橋

ラス・ファレラス水道橋はスペイン、タラゴナ郊外の山中にひっそりと佇む、タラゴナの北15キロにあるフランコリ川からタラゴナまで水を供給するためにローマ時代に造られた水道橋。
「タラゴナの考古遺産群」として世界遺産に登録されています。
かつては海抜92mの位置にあるラウレルエリアから10km以上続き、水道橋の上を北から南へと水が流れていました。石造りの橋は全長217m、高さ27m、幅2mあり、2層のアーチ構造で上は25のアーチ、下は11のアーチで支えられ、それぞれの柱の太さは1.8mもあり、スペインで現存する橋の中では、一週間後に行くセゴビアの水道橋に次ぐ規