心にも あらでうき世に ながらへば
恋しかるべき 夜半の月かな
(今の苦しみがもっと深まるのではないか、いっそのこと早くこの世を去りたいものだ─こんな)自分の本心にさからって不本意のまま心ならずも、つらいこの世を生きながえるようなことになったならば、この美しい夜中の月はどんなにか恋しく思い出されることだろう。
■■三条院■■
出ましたね、三条天皇
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを
人づてならで いふよしもがな
の藤原道雅と
当子(とうし)内親王の恋を引き裂いた、当子内親王のお父さん。
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