山地に建ち、山岳寺院であるが、ヘヤーピンカーブが続くとはいえ、観光バスも通行できるしっかりとした道路が付いている。
西国第二十六番札所で、御朱印を求める巡礼風の人たちも多かった。
山門、塀は無く、境内入口らしきところから急な石段を登って行った先に本堂があり、その石段を上る途中の、ほんの少しの平たんな地に常行堂と三重塔が順に建っている。
こういう配置のため、三重塔を本堂から見下ろすという珍しい眺めに出会うことが出来た。
創建は650年で、中世、近世に何度かの火災に遭っていて、本堂は1638年に再建されたものである。(重文)
三重塔は、1