一念発起して、京都国立博物館「国宝展」の第4期に滑り込みました。
最後まで行くのを躊躇していたのは、ぼくが興味があるのは仏像だけであり、国宝展は仏像以外がほとんどだからです。
せめてテーマごとに期間を分けてくれれば良かったのに。
国宝と名のつくものは、何でも見ておいた方が良い、という人もいるけれど、予備知識なしにどんなにいいものを見たところで、ぼくの場合は何の肥やしにもなりません。
そんなわけで今回、わずか10点ほどの仏像のために1500円払って、国宝展最後の章を見に行ったわけですが、結果、ぼくにとってそれ以上の価値があったと言わざるを得ません。