昨年出版されたこちらの本をお正月休みに読みました。
表紙絵もかわいらしくて、高校生とか若者に焦点を当ててる感じですね。
帯にも「働く全ての女子たちへ」なんてついてるし。
もう、定年まであと少しの働く女の私が読んでも面白かったですよ。

富岡製糸場の工女募集の話で、縁談を先延ばしする口実に工女を志願した英が松代の国から16人の工女を束ねて富岡へ行き、その技術を学ぼうと奮闘しつつ、10代の多感な女子が寝食を共にしながら働く苦労、精神的成長、時代が変わって、目覚めてきた女性の意識、英の恋の行方などなど。

嬉しいのは話し言葉がとても丁寧なこと。

昨年テレビ「