高嶺最終号

 昭和3年に発行された歌誌「高嶺」は、ついに平成30年1月で最終となりました。最終号は、創始者早川幾忠先生の画集の中から表紙デザインが選ばれました。周りの文字は万葉集が万葉仮名で書かれています。この画集は私も30年前に買い求めていて、とても味のあるものです。殊にこの鶴はダイナミックで素晴らしいと思います。画集の絵の周囲にはすべて万葉仮名で埋め尽くされています。

 最終号は、80人の会員の作品が、一頁ずつ自選の歌が収まっています。カットは、やはり早川先生の作品の中から選ばれ、ちりばめられています。最終号を編集されたIさんは、お母上のボディガードで小学生