● 若手の台頭著しいスポーツ界


 「天皇杯・皇后杯 平成29年度全日本選手権」で男女ともに歴史が塗り替えられた。そのすごい瞬間に立ち会え、すべての観戦者にとって忘れられない日となるでしょう。

 シングルス優勝の張本智和は14歳の中学2年生。
 対戦相手は水谷隼(29)で、17歳でチャンピオンとなりそれから12年間決勝進出し、5年連続10度の優勝を狙う絶対的王者。進化をし続けてここまで王者を維持して来た。
 それを圧巻の試合展開でものともせず4-2で破り、水谷の持つ最年少記録をあっさりと、そして大幅に更新してしまった。それにしても強かった。どんな形でも崩れず、穴が全くない完璧な技術と