連載:日常

学ぶということ (自分のためのメモ)

スキーに上達することでも、いい絵を描くための技術についてでもいいのだが、上達のためのステップというものが存在するように思う。
そのステップは、いわばそれまでの自分に欠けていた要素に気づき、それを身につけるというプロセスで達成される。上達は、ダラダラと万遍なく進むわけではない。あるときにポンとステップが進む。一皮むける感じだ。

その中でもっとも困難なことは、ズバリ自分に何が欠けているのか見出すこと。いつでも無いものを認識するのは難しい。自分の中にない要素が、じつは重要なポイントだったと気がつくこと、そういう観点が必要だったと認識することは、ほとんどの場合