「湖畔荘」上下 ケイト・モートン

久しぶりに翻訳を読みました。
オーストラリアの若手作家だそうですが、彼女の作風は人物相関図も事件の前後関係もなかなかつかみにくくて、なかなかすんなり頭に入ってこなかったです。

でも、上巻の半分くらいいくと、事件の真相が気になってどんどん引き込まれてしまいました。

70年前のエダウィン家のミッドナイトサマーパーティでいなくなった赤ちゃん。身代金要求もなく遺体も見つからず。犯人は誰?何の目的で?300人もの人が集まっているパーティでどうやって赤ちゃんがいなくなる?

現代の女性刑事セイデイはある事件でミスを犯し、謹慎中。その事件とは幼子を置き去りにして母