「万引き家族」って。。。。

「万引き家族」が、カンヌで賞を獲得した。是枝監督は、今までも記憶に残る作品を作り、特に家族愛、人としての情を我々に示したのだろうと思う。

井上ひさしがエッセーの中で書いている。
中学生の時に本屋で英和辞典を隠して持ち出そうとした時があったそうです。その時店のおばさんに見つかってしまう。

「坊や、これを売ると百円のもうけ。坊やに持っていかれるともうけがフイになり五百円の損が出るて、五百円のもうけを出すためには同じものを五冊も売らないとならないのよ。
家は、六人家族、百円では生活できないから同じようなものを月に百冊も二百冊もうらないならないのよ。そこへ坊