連載:陶芸

新作 小さな一輪挿し

先日のトルソーともども、この三笠で採取した土で、どこまで繊細なものを作れるのか?というテストです。

使っている土は、裏山から採取し、1~2年熟成させたもので
市販の陶芸用粘土や、彫塑用粘土と比べても肌理が粗いものです。

採取した時点では、ゴミ(自然物)や砂粒が多く含まれているため
まず、ふるいにかけて大きなものを取り除きます。

次に、大きな容器に入れて水で溶き、濁っている上澄みだけを、さらしに取ります。

こうして採れた土は、一回で子供の握り拳ほどですので
これを何度も繰り返して、ようやく陶芸に使える量になります。

集めたこの土は、すぐに使えるわ