純粋無垢な視線に出逢うと、表裏混濁した余分な道ばかり歩いてきた身の上では、少しズキズキとこころが痛むところもあるようです。
視線を外しそうな弱気の風が吹きます。
懸命にファインダーを覗くしか手立て無しです。
男が隠し事が、出来ない弱さでしょうねー。
こんなところを女性は、見逃さないですから。
久々の動物園では、こんな純粋な視線が怖い気がします。
こころの中ではドチラが柵の内側か、外側かが、どこか疑わしい!!
これも幾つかの山を、ジャングルに見立てて贅沢な空間だからでしょうか。
動物園と言うよりも動物公園の風情ですから、緑の風も水の流れの贅
連載:おとなの遠足