命について こだまさんの日記

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2018年07月27日（金）23:15

命について

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こだまさん

栃木県男性 70代

登山若いころ写真のプロを目指したころがある。基本を勉強し、現像、焼き付け、引き伸ばしと一通りは勉強したが、なぜか中断してしまいそのままになってしまった。 30代になり、今度は趣味としての写真をはじめ自然風景を対象とするようになり、それが自然と私を山へと誘った。もともと人間嫌いであった私、登山のグループなどに入る気はなく、最初から単独登山となる。今と違って全く登山のことなど解らない、試行錯誤で覚えていくしかなかった。そんなだから登山技術は遅々として進まない。登山道具の購入も、気が引けてデパートで買っていたものである。まだこのころは、電車、バスで目的地へ行くのが常識だった。それでも3年ぐらいは奥多摩へ月に3回位は行っていた。（東京に住んでいたから）その後テントを買い、初めてテント泊したのが雲取山です。それから奥秩父へとテント泊で行くようになり、ここで私にとって劇的なことがあった。これが無かったらその後登山をしていたどうか解らない、止めていたかもしれません。それは命との出会いです。その頃は北アルプスなど夢でした。冬のテント泊、奥秩父縦走が出来たら北アルプスに行けるだろうかと。その後冬の奥秩父を完走し、真冬の八ヶ岳、南アルプス、北アルプスと歩き。人の多い尾根歩きは止め、沢を歩くようになる。命と出会い、命というものを知る。これが私の登山です。今私はこう考えています、宇宙というかこの世というか、私たちがいるのは命の世界なのだと。空気も岩も水も、地球も太陽も宇宙も全て命なのです。そして命の世界とは有るであって無はないのです。そして止はなく動なのです（時間がある）。このことを登山によって知ったのです。私たちは命のことをあまりも知らな過ぎます。私自身も命なのに。病歴胃癌で胃の3分の2を切除、 1年後小腸の癒着および縊死のため切除これ以後食事後の苦しみに悩むその後メニエル病に悩まされ自殺を思うようになるメニエルは収まり、食事後の苦しみも楽になるそんな矢先胆嚢炎になり、胆嚢摘出その後また食事後の苦しみが復活、現在も時々猛烈な苦しみに悩まされる。その半年後に大腸癌が見つかり大腸癌摘出、かなり進んでいたためリンパ節に転移していて進行中 5年の生存と言われる。最近心臓の冠動脈の一部が細くなり、ニトロを持ち歩くようになる。登山中崖から転落、脊椎の4本を折るその衝撃で椎間板が出て神経を圧迫、下半身に痺れと痛みが出る。最近の検査で、膵臓と肝臓に若干異変がある。

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