愛人の香り。。

今年の夏のように、変則的な温度が続く時には、植物はどうやってそれに適応しているのだろう? 
うちの庭では、秋にならなくても、実や種を産んだあとは、枯れてゆく工程に入るのは例年どおりだ。
それは、成熟過程は、温度とは無関係に進み、種の後は死しかないように見える。。しかし
地下では根が生き延びている。
「根」の生命活動は、地上世界からは見えないが、それは生命の源であるのだろう。
人間は、穀物の成熟過程から「時間」の概念を獲得したらしいが、翌年、同じ生死を繰り返すところから、宗教の死生観が芽生えたように思う。
ギリシャ神話の世界では、地下の世界が描かれ、ゼウス