10月度句会

今月の兼題は、「暮れの秋」、「柚子」、「稲刈」であった。
角川文庫の俳句歳時記 第三版には次の解説がある。

暮れの秋(くれのあき)、秋暮るる、暮秋、秋の末
秋の末である。三秋の終わりの月でもある。木々は落葉を急ぎ、秋風が蕭々(しょうしょう)と吹き始めるとあたりは目に見えて落莫としてくる。

柚子(ゆず)、柚子の実
ミカン科の常緑小高木。果実はやや偏円で外皮は凸凹がある。黄熟したものは芳香と酸味が強く、果皮は吸い物に浮かせたりして香りを楽しみ、果肉は搾って酸味料とする。

稲刈(いねかり)、稲刈る、田刈、刈稲、稲束、稲車、稲舟
実った稲を刈り取る作業。早