「句会」の日記一覧

会員以外にも公開

たんぽぽ句会第17回

・ 糸とんぼ川面に近く連なりて    淡雪 残されし桑の木一本実のあまた   淡雪 夏山の麓にまぶし山ガール     夏生 夏風や夫の音する台所       夏生 青梅の重なり浮くなり梅酒ビン   夏生 良きひと日昏れて六月誕生日    陽清 しばらくは歩を止め沙羅の花の下  陽清 万緑や山近からず遠からず     陽清 姫沙羅の白きかん…

会員以外にも公開

たんぽぽ句会14回

・ 背を伸ばし春野を共に一歩づつ   淡雪 母の雛今年も共にリビングに    淡雪 待ち合わす横浜駅や春の午後    陽清 飾られしロビーの雛に真向ひて   陽清 梅東風やパンダ見送る人の波    陽清 イヌフグリ地上の春の目覚めあり  夏生 白き鳥飛びたつすがたこぶしかな  夏生 雨の下ぐんぐん伸びよ土筆坊    巴琴 桜花匂ふ下には菫…

会員以外にも公開

たんぽぽ句会第十一回

・ 師走はや時の流れを思ふ日々   陽清 山茶花のとぎれぬ垣根帰り道   陽清 窓ガラス磨く日和や年用意    陽清 洗濯機回して眠り冬の朝     夏生 冬の朝網揺らすクモ揺れており  夏生 ふるさとを懐かしみゐて師走かな 巴琴 登りきて関東一望秋の雲    巴琴 夢うつつ寝覚めに聞くや冬の雨  巴琴 …

会員以外にも公開

投句なさいませんか?

😊投句なさいませんか? 投句なさる方は、自分の4文字の自分の名前つけて、私にミニメールをください。 兼 題:①季語:年の暮(利久出) ②漢字: 星 (夕雁出) ③「冬至」に関する土地の風習を ④当季雑詠 投句締切:22年12月2日(金)正午 選句締切:22年12月5日(月)正午

会員以外にも公開

たんぽぽ句会第8回

・ 台風の居座る島の友案じ        陽清 目覚めれば未明三時や虫時雨      陽清 しらじらとカーテンの間より明くる秋  淡雪 ひとり夜を包む虫の音友となり     淡雪 ひらりきて黒てふたわむれ秋の庭    夏生 虫しぐれ闇に響けり鈴の音       夏生 満月の雲に宿りぬ奥武蔵        巴琴 青空に…

会員以外にも公開

たんぽぽ句会第七回

・ カナダより届くラインや夏季休暇   陽清 年経りて岐阜提灯を灯しけり     陽清 父語る家紋のはなし墓詣       陽清 信州のとうもろこしだ冷凍だ     淡雪 盆終へて灯明静かひとり家に     淡雪 旱星バイク響ける夜明け前      夏生 竹取のもののあはれや蝉時雨     夏生 しぶきあげ子らの歓声酔芙蓉     巴琴 夏の花焼け跡に咲く原…

会員以外にも公開

プレバド俳句コーナーのお話し

テレビ番組「プレバド」は妻が録画に撮って置いてくれます。 昨晩は録画鑑賞で「俳句コーナー」を・・・ 梅沢冨美男さんは正統派の格式ある俳句、もちろん駄作はありませんが時にはいわゆる「平凡句」、昨晩がそうでした・・・ 個人的にはフルポン村上の句が好きですが、昨晩は最下位で句の公開はなし。 個人的評価ですがフジモンは意外やアベレージヒッターと思っています。当たりはずれが少なく外見に似合わず「堅実派」…

会員以外にも公開

『日々の俳句』2022

★ 容赦なく天蝕めり雲の峰   楪    6点句 ★ 人の世の迷路に惑ひ半夏生       5点句 ★ 丸美屋の麻婆ですよ大暑の日      無得点 『玉響盛夏句会』に三句投句したうちの二句が最高得点、次点をいただくことができました。 お陰様で『初夏句会』に続いての最高得点、日頃の鍛錬の成果ですね。 次回もがんばります。

会員以外にも公開

たんぽぽ句会第五回

・ ハンカチの手触りうれし誕生日   陽清 親切をしたりされたり夏の午後   陽清 雨戸閉め長きひとりや梅雨となり  淡雪 久々に夫の靴出す梅雨の晴     淡雪 夏空に巨大クレーン街動く     夏生 ボブの髪染めし肩より涼し風    夏生 奥武蔵けふは雲とも戯れり     巴琴 信濃路に蓄音機聴く堀辰雄忌    巴琴 ハンカチの手触りうれし誕生日 …

会員以外にも公開

たんぽぽ句会 第四回

・ 春コート娘の還暦に集いけり   陽清 道教へくれし親切街薄暑     陽清 緑陰や一茶の句碑の自然石    陽清 五月晴いつか私も千の風     淡雪 笹舟と走りし小川夏来たる    淡雪          (今は無く) 初夏の風バーベキューの匂う川  夏生 日和田山苗植える子ら夏光る   夏生 もの憂さも気怠さもよし春の暮  巴琴 赤薔薇の花の重たき走り梅…

会員以外にも公開

玉響初夏句会

玉響初夏句会 清記 皆様、玉響初夏句会への投句ありがとうございました。 清記が遅くなり申し訳ございません。 今回は13名のご参加をいただきました。 句稿をゆっくりご鑑賞の上、選句をお願いします。 また、選句に関しては後ほど楪さんの方から締日・方法のお知らせがありますので、ご確認ください。 玉響初夏句会  句稿 1麦秋や跡継ぎの無き山の畠 2夏の入り活くる樹木に心あり 3踏まれても素直い…

会員以外にも公開

たんぽぽ句会 第3回

・ 若葉風一駅なれど旅気分       陽清 菠薐草さっと炒める午後の暇     陽清 行く春や音色残してピアノ行く    淡雪 おかえりと言ふ人ありや月朧     淡雪 さきがけの花ビラ黄色チューリップ  夏生 薫風や表参道病院か         夏生 新緑のいろどりにぬれ雨しずか    巴琴 爆裂の下に子のゐる狂ふ春   …

会員以外にも公開

句会 蒲公英(たんぽぽ) 第2回

・       3月15日 石垣のすきまに生ふるたんぽぽ黄  陽清 春燈下越前和紙に書く便り     陽清 群れふたつ着かず離れず鳥帰る   陽清 ささえられ水飲む老犬春浅し    淡雪 卒業をいくたびかけぬけ七十年   淡雪 アルバムの若き父母うつりゆき   夏生 雛だんの姉妹の愛しき藤娘     夏生 春雨に傘をともにと乙女言ふ    巴琴 桜餅うつわの…

会員以外にも公開

新句会発足第一回

・    雨戸開け又閉め過ぐる春ひとり  花眼    糸切れし手毬やそっとたなごころ 花眼    ショパン聴く窓に二月の空昏るる 撫子    待春や一筆箋に書く便り     撫子    挨拶を交わす坂道着ぶくれて   撫子    一葉の青きに逝きしたけくらべ  夏生    猫眠る庭に生えたるフキノトウ  夏生    寒月下靴音硬きアスファルト   巴琴   …

会員以外にも公開

句会

・ 雨あがり木々やわらかく色づけり  波風 落ち銀杏道に光がなだれ込む    波風 陽光に映えし紅葉のまぶしさよ   一伸 朝夕の寒さに耐へし庭の菊     一伸 夭折の姉に手向けし水仙花     撫子 夕膳やメニューの一品菊膾     撫子 寒さ痛雪と見まごう白ばんば    夏生 うす紅の背高のっぽの名はダリア  夏生 白馬の花枯れの道天近し      巴琴 空染める錦…