連載:日本の文化

日本庭園での一番の大物。築山

日本庭園での色々な要素を見て参りました。

石がらみを一通り終えたので、いよいよ一番の大物に行きましょう。

■■築山■■
山です。
池は海を表していたので、次は山が必要です。
庭園にある山は基本的には「築山」(つきやま)と言います。
徳川家康の正室は築山殿でしたね

全部築山でも悪くはないと思うんですが
傾斜が緩やかなものは野筋(のすじ)と言って区別する場合があります。
傾斜が急であれば、荒々しいイメージになり、水の流れも激しくなる
野筋だと、落ち着いた感じになり、水の流れも緩やか
それぞれで、石組みも変えて、築山ではゴツい感じ、野筋では落ち着いた感じ