連載:日本の歴史4

女性だって仇討ち。すみとたか(宮城野・信夫)

江戸のヒロインシリーズ

■■すみとたか■■
四郎左衛門という百姓は、貧しくても働き者。
すみとたかという娘二人の子宝に恵まれて、幸せに暮らしていました。

享保3年(1718年)のある日、四郎左衛門は、娘二人と田の草をとっていました。

1000石取りの田辺志摩という武士が通りかかります。

四郎左衛門は、うっかりその前を横切ってしまいます。

無礼者!
四郎左衛門は無礼打ちに合います。

助けようとした、娘二人にも刀を抜いたので、
命からがら逃げ帰りました。

待っていたのは病気の母親
娘たちは顛末を話しますが
母親はショックで、追うように亡くなって