そこに仏が現れている

若き道元は
日本での修行では悟ることができないと、
宋へ渡って修行する。

外国に行った僧は
お経や経典を持ち帰るのが普通だったのに、
4年後帰国した師は何も持ち帰らなかった。

そして
詰め寄る僧たちに言い放ったことばが
「眼横鼻直」だ。


「眼は横に、鼻はたてについている」
ことがわかった、
本当にわかったのだ‼

これが道元の悟りだった。

そこから只管打座や典座が生まれる。


眼は横に鼻はたてについている
ただ坐る
ただ飯を炊く

そこに仏が現れている、
と。

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