古里を思う

 私の古里は日本を代表する景勝地・松島である。
古から著名な人達の絵画に画かれ、詩に詠まれ、日本を代表する文化財が遺された。
 46歳を迎えた平成元年、娘が通う松島中学校の授業参観で『奥の細道』に無知な自分を恥じた。
芭蕉は松島の月を観るために訪ね、松島は日本一の景勝地で月明りが海に映ると句作を諦めるほど感動を覚えた事や石巻への道は木こりが通るほど難渋の道であった事。
さらに、芭蕉の松島宿は当時不明である事を知った。

 以来20数年にわたって、これ等の疑問を解明し、還暦には小冊子にまとめあげてボランテイアガイドの会を設立。
以後、現在も毎月研修会を継続