連載:百人一首

[百人一首]93 世の中は。源実朝、その続き

世の中は 常にもがもな 渚こぐ
あまの小舟の 綱手かなしも

世の中は常に変わらないでいてほしいものだなあ
渚を漕いでいる舟を綱で引いている様子を見ると
とても趣深く心引かれるものだ

の続き、行きますね。

■■悲劇■■
右大臣になったところまででしたね
鶴岡八幡宮で、お祝いのパーティーをしましょう

当日、鎌倉にしては珍しい大雪になりました。
大銀杏の後ろに、隠れていたのは公暁(くぎょう)
実朝のお兄さん、頼家の息子です。

親の仇はかく討つぞ

ぎょえーっ

実朝、即死

公暁も追手に切られて、当日死んでしまいます。

仇ではないと思いますけどね