小説 フリードリンクカフェ 第15話 ネットへの入り口

(15年ほど前からの数年に体験したことを元にでっちあげたフィクションです^^;)



 山田が、日本スポーツ財団の公式サイトに、公認のトレーナーや、リハビリ専門医のPR用の有料ページを取る営業を開始してから1年が経過していた。

 始めのうちは、父親の様子を見ながら病院まで出向いて営業もしたが、反応はあまりよくなかった。

 何より山田のやる気を削いだのが、ほぼ決まりかけていた案件を財団の職員がつぶしたことだった。申込をもらいに行くアポイントが、先方のキャンセルを確認するためのものになってしまった。

 財団の名前で動いていたのに、先方の医師が財団に問