宮本輝という芥川作家の存在は知っていた。
「蛍川」「道頓堀川」「優駿」「草原の椅子」他、以前には、ヨーロッパを舞台にした小説も読んだことがある。でも、最近は読んでなかった。
他に、氏が、昭和22年生まれで、僕と同世代であることも、親近感を感じていた。
「流転の海」という小説は、テレビで、宮本輝「流転の海」が34年をかけて完結した、というニュースを聞くまで知らなかった。
僕は、そのニュースを聞いて、ぜひ「流転の海」を読了したいと強く思った。
それで、その9部、9冊の本を探すことに興味を感じ、ブックオフを回って、探し回った。
それで、ともかく